今回は、舌平目です。
- 2019.01.16 Wednesday
- 12:13
先日、山陽新聞の食材ノートの取材がありました。
今回は、シタビラメでした。
岡山では、一般的にクロシタ・アカシタと呼ばれるシタビラメが、
一日に600キロほど、市場に入荷しています。
クロシタは、春の産卵に備えてこの時期身が太ってきて、
一番美味しい時期を迎えます。白身で、身ばなれが良く、
煮付けにするのが一番ですが、ムニエルや塩焼き、から揚げにも向きます。
ウロコは小さくはがれにくいので、丁寧に
ウロコ取りをしてください。金だわしを使うと上手に取れます。
アカシタの旬は夏と言われますが、この冬場の時期でも身太りが良く、
美味しくいただけます。ウロコは大きくはがれやすいですが、
泥を噛んでいる事があり、綺麗に洗わないと泥臭くなります。
塩焼き、煮付け、ムニエル、から揚げなどできますが、
クロシタに比べると身ばなれが良くないです。
今年も、1~2月の岡山市の学校給食では、
ゲタミンチを使ってゲタのかけ飯が出されます。
瀬戸内のシタビラメを
使っていますので、若者達に魚の良さが伝わればと思います。
鮮魚1課 井手
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