白い壁
- 2018.09.10 Monday
- 05:31
先般、発生しました北海道胆振東部地震
被害にあわれました方々には深くお見舞い申し上げます
さて本題。
所狭しと並ぶ近海の活きた魚と
セリ前の慌ただしい雰囲気の漂う岡山中央魚市の近海売場に
立ちはだかる大きな白い壁。
普段の近海売場の半分近くを占拠し
担当者たちの不便さ、苛立ちの対象であり
買受人に関しては圧迫感、閉塞感を感じずにいられない
この壁。
昭和58年、岡山中央卸売市場はこの地に
移転開場以来35年。
瀬戸内の風雨には耐えれても
現行の建築基準法の決められた
耐震強度には適応しておらず
震災等が起こった場合の
倒壊による被害の軽減、出火・延焼等の被害拡大の防止
復興、復旧といったかかるコストの軽減などなどの目的により
この度、岡山中央卸売市場に耐震改修工事が着工しました
冒頭の白い大きな壁は
その工事区域と卸売場を隔てる壁
工事区域を囲う壁なのです。
8月終わりに始まったこの工事。
水産卸売棟を4つの工区に分け
点在する大きな柱を補強する工事で
水産棟は来年の9月まで行われる予定になってます
第一工区では弊社鮮魚1課の売場が
完全に工区域になっており、それに伴い
鮮魚各課の売場、冷凍塩干売場がそれぞれが
移動あるいは縮小といった形にすることで
対応しています
セリ前の近海もの入荷時においては
ただでさえ慌ただしい時間帯なのですが
手狭になったことから
慌ただしさは一層増している現状です
白い壁にはこんな張り紙が。
大きくしても見えないですが(苦笑)
今回の1工区の仮囲いの撤去予定(10月25日〜10月27日)
次回2工区の区域と10月31日開始の告知です
少々、手狭になった岡山中央魚市の卸売場
買受人の皆さま、関係者の皆様には
多少、不便をおかけするかもしれませんが
従来通りの荷揃えはもちろんのこと
これまで以上に顧客の皆様のニーズに応える
岡山中央魚市であり続けるように努めます
今後とも何卒よろしく宜しくお願いします
鮮魚3課
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そして、この改正により改めて市場が食品流通の核であるという位置づけを受けたところなのでそれに恥じない市場づくりを今後、我々の手で進めて行かなければなりません。